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by uminosoba55555

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無限

無限_d0193884_7482036.jpg


やはりこのくらいの方が、書家っぽいのだろうか、、

「無限」

結構好きな言葉である。

昨日、とある知り合いの好きな言葉を聞くと

「NO 酒、 NO Life 」

ということ。

少し気分が楽になって、小品にしてみた。
なかなかストレートで、久々に構えずに取り組めたような気がする。

俗っぽいものを避けてきたが、俗っぽいものも悪くない、と近頃思う。
# by uminosoba55555 | 2012-07-23 07:50 | 作ったもの

団扇

団扇_d0193884_21244769.jpg


団扇に貼り付けてみる。
やはりこういった構成は小賢しいように思える。

が、対角線構成で動きをつけてみたといったところ。

一般にも受けなくては、、、、

書が固くていけない。
# by uminosoba55555 | 2012-07-20 21:24 | 作ったもの

万年筆

万年筆_d0193884_22123931.jpg


とある筆記具店に出向くと、万年筆がずらりと並んでいる。

二年ほど前からだったか、知人に触発されて万年筆を使うようになり、今ではほとんど万年筆しか使わぬほどになっている。

書き心地が実にいい。
なかなかうまく書けなかった部分が、難なく書ける。


ビギナーに頃合いなものがないかと物色していると、非常に感じの良いお店の方が丁寧に教えてくれる。
話を伺うと、海外メーカーを専門に取り扱っている方とのこと。

そこでいいものをと紹介してもらい、手にしたのが、ウォーターマンの万年筆であった。

しっかりと筆圧を掛けても書き易いとのこと。
普段は筆圧をかけない、それゆえに楽であるからつかっているのであるが、少し大きめのしっかりした字をゆるみなく書こうとすると、少し筆圧を掛けたほうが良いように感じている。

いろいろなメーカーの万年筆を試し書きさせてもらった。
迷いに迷った末に、この万年筆を迎えることにした。


いい筆記用具は、いい筆と同様、書く事に前向きにさせてくれるのに必要不可欠なものである。

いい出会いであったと、切に思う。
# by uminosoba55555 | 2012-07-13 22:20 | 徒然に

藤原佐理 

藤原佐理 _d0193884_16411218.jpg


藤原佐理、ふじわらのすけまさ、は三蹟の一人だ。
書の世界では一般的に「さり」と言われている。

残されている書簡はことごとく国宝指定されている。
しかもそれらは皆詫び状だ。

「如泥人」と称されている。

15年前から、この流麗な書法に魅力を感じている。

書の業界を退く直前、それまで賞をもらい続けた唐様、つまり中国風の草書による作品をやめ、この佐理を参考に作品を書いたところ、周囲の方々からはあまり良いご評価をいただかなかったが、師匠の師匠、大(おお)先生からはこれで行けと言われた。

そのあとのお酒の席で、「さりげなく書いとった」とご冗談交じりに言われたことが、忘れられない。

結局、その作品は出品することなく、眠ったままになってしまった。

今から考えると、決して作品としては体をなしていなかったのだが、それが作品として展開されるのを、先生は待っていてくださってのお言葉だったのだろう。

佐理の書法は今まで色々な方が試されているが、自分はそれとは違うものをと思っていた。
先人は、字のデフォルメや、鮮やかな流れを汲み取ったのだろうが、私はそれらのどれでもなく、なんといおうか、破綻しかねない儚さと華やかさの表裏一体の部分を取り入れたかった。

一生の取り組みにしようと思う。
# by uminosoba55555 | 2012-06-14 16:40 | 作ったもの

整理整頓


整理整頓_d0193884_17424773.jpg



ついつい仕事のスペースがちらかりがちになる。

整理されていないところから、知的な作品は生まれないような気がしている。

感覚的な作品は、あるいは山積みの書斎から生まれるのかもしれない。


我々凡人には、整理し、ゆったりとした雰囲気の中で、筆を取りたいと思う。


昼休み、ひとときの制作時間に、筆ペンを執る。

整理整頓という言葉を、あまり動きをつけて書くのもどうかと思うが、しかし、こんなのもアリではないかと思う。
# by uminosoba55555 | 2012-04-14 17:26 | 作ったもの